(No.4081) 額賀辰徳、レイトコッキングが「間」を創る
78歳の仲間がエイジーシュートを達成、36,40だった。前半は殆どのホールでパーオンし、パッティングも安定していた。ドライバーで230ヤード以上飛ばすので、小技が充実すれば、毎回エイジーシュートをやれるだろう。
その彼が、他の仲間二人とスウィング理論を交わしている。彼の理論はシンプルだ。両腕を胸の前へ伸ばし、両手の甲をクロスさせる。右手甲で左手甲を押しながら腕を右へ上げていく。ダウンスウィングは、左手甲で右手甲を引っ張る。左手甲で引っ張りながら、左サイドを鋭く回転させる。躊躇なく左サイドを回転させることだ。普通のアマチュアはこの回転が遅い。それではヘッドスピードは上がらない。
私は、額賀辰徳のスウィング理論に取り組む。「レイトコッキング」=アドレスから腕が胸の高さに上がるまでコッキングせずに肩を回していく。胸の位置に来たらやおらコッキングを始め、トップの位置でコッキングは完了する。このタイミングでコッキングすれば、トップの間は確保されている。額賀のこの説明にはいたく感動した。少なくとも「打ち急ぎ」は避けることができる。
更に彼が言うところの「シャフトをグリップの方向へ動かす」ことにも取り組んだ。確かにグリップ方向へダウンスウィングをすれば、抵抗が少なくシャフトは加速しながら動く。問題は、これに下半身の動きが加わる必要があるのだが、コースで「チェックポイント2点」を実践することは難しい。
本日は、トップからコックを維持したまま、左手甲をインパクトに向けてぶつけていくようにした。ヘッドのフェイスコントロールがこの方が易しいと感じる。
ロンドンのTate Britain、英国絵画を集めた美術館である。英国を代表する画家と言えば、ジョン・コンスタブル、田舎の小川を渡る牛車を描いた「乾草車」は、古きイングランドの良き農村を余すことなく描いている。楽老も好きな絵である。もう一人は、ウィリアムス・ターナー、眩い光を独特の白で表現している印象画家である。「難破船のいる荒れた海」は中でも「ターナーの白」を代表する一枚だ。
テート美術館にあるレストランの壁画は、美術館のガイドブックで “the most amusing room in Europe” と紹介されていた。20世紀初頭の画家Rex Whistlerが描いた ”The Expedition in Pursuit of Rare Meats”(珍獣捕獲探検)は、白人が黒人を従えて狩りをする様子を描いている。これが人種差別を助長していると批判され、絵画削除の抗議行動が起こされた。これを受けて先日、美術館の倫理委員会は、「絵画は明確に人種差別である。レストランを続けることは差別を助長することになる。一方、絵画は芸術であり、剥がしたり、変更するべきではない」と結論つけた。2003年に2300万ポンド掛けて改修したレストランは永久に閉鎖されることになりそうだ。
差別は日常の中に潜むと言われる。何の変哲もない日常だと思っている中にも差別はあるが、それに気が付かない人々が沢山いる。だから、差別の絵画を展示することは、差別を助長するので削除すべきだとの主張は理解できる。しかし、差別は形を変えながら、集団を永遠に苦しめる。例えば貧富の差は解消できるのだろうか。自由取引は勝者と敗者を必然的に生む。それを避ける道はない。その間隙を埋めるのが政治であるが、政治も暗い過去を持つ。そうした歴史を学ぶことも必要ではないか。ルネッサンス華やかなりし頃、フィレンツェを席巻した怪僧ジオラモ・サヴォラローラが、贅沢品を広場に集めて償却した「虚栄の焼却」事件を思い出す。この時、多くの美術品が消えた。歴史に何を学ぶかだ。
その彼が、他の仲間二人とスウィング理論を交わしている。彼の理論はシンプルだ。両腕を胸の前へ伸ばし、両手の甲をクロスさせる。右手甲で左手甲を押しながら腕を右へ上げていく。ダウンスウィングは、左手甲で右手甲を引っ張る。左手甲で引っ張りながら、左サイドを鋭く回転させる。躊躇なく左サイドを回転させることだ。普通のアマチュアはこの回転が遅い。それではヘッドスピードは上がらない。
私は、額賀辰徳のスウィング理論に取り組む。「レイトコッキング」=アドレスから腕が胸の高さに上がるまでコッキングせずに肩を回していく。胸の位置に来たらやおらコッキングを始め、トップの位置でコッキングは完了する。このタイミングでコッキングすれば、トップの間は確保されている。額賀のこの説明にはいたく感動した。少なくとも「打ち急ぎ」は避けることができる。
更に彼が言うところの「シャフトをグリップの方向へ動かす」ことにも取り組んだ。確かにグリップ方向へダウンスウィングをすれば、抵抗が少なくシャフトは加速しながら動く。問題は、これに下半身の動きが加わる必要があるのだが、コースで「チェックポイント2点」を実践することは難しい。
本日は、トップからコックを維持したまま、左手甲をインパクトに向けてぶつけていくようにした。ヘッドのフェイスコントロールがこの方が易しいと感じる。
ロンドンのTate Britain、英国絵画を集めた美術館である。英国を代表する画家と言えば、ジョン・コンスタブル、田舎の小川を渡る牛車を描いた「乾草車」は、古きイングランドの良き農村を余すことなく描いている。楽老も好きな絵である。もう一人は、ウィリアムス・ターナー、眩い光を独特の白で表現している印象画家である。「難破船のいる荒れた海」は中でも「ターナーの白」を代表する一枚だ。
テート美術館にあるレストランの壁画は、美術館のガイドブックで “the most amusing room in Europe” と紹介されていた。20世紀初頭の画家Rex Whistlerが描いた ”The Expedition in Pursuit of Rare Meats”(珍獣捕獲探検)は、白人が黒人を従えて狩りをする様子を描いている。これが人種差別を助長していると批判され、絵画削除の抗議行動が起こされた。これを受けて先日、美術館の倫理委員会は、「絵画は明確に人種差別である。レストランを続けることは差別を助長することになる。一方、絵画は芸術であり、剥がしたり、変更するべきではない」と結論つけた。2003年に2300万ポンド掛けて改修したレストランは永久に閉鎖されることになりそうだ。
差別は日常の中に潜むと言われる。何の変哲もない日常だと思っている中にも差別はあるが、それに気が付かない人々が沢山いる。だから、差別の絵画を展示することは、差別を助長するので削除すべきだとの主張は理解できる。しかし、差別は形を変えながら、集団を永遠に苦しめる。例えば貧富の差は解消できるのだろうか。自由取引は勝者と敗者を必然的に生む。それを避ける道はない。その間隙を埋めるのが政治であるが、政治も暗い過去を持つ。そうした歴史を学ぶことも必要ではないか。ルネッサンス華やかなりし頃、フィレンツェを席巻した怪僧ジオラモ・サヴォラローラが、贅沢品を広場に集めて償却した「虚栄の焼却」事件を思い出す。この時、多くの美術品が消えた。歴史に何を学ぶかだ。