(No.4510) 競技晩年のミケルソンの失態
51歳のミケルソンは、競技生活の晩年を迎えている。タイガーと比較され、米国の優等生として振る舞い、ファンの心を掴み、長年に渡りトップとして君臨してきた。一方、ウェッジの溝ルール変更時の古いクラブ問題、ライダーカップのキャップテンだったトム・ワトソン批判、全米オープンでグリーンを零れようとするボールをパターで打ったモラル問題、将又、不明朗な投資問題と以外にも多くの波紋も起こしてきた。
高額の出場料をオファーするサウジの「スーパーリーグ構想」に理解を示しているミケルソンは、サウジマネーがツアー機構間の競争を活発化させ、その結果賞金額の増加に結びついていることを歓迎し、返す刀で、PGA Tourの「貪欲さ」が、ツアー機構間の競争を惹起していると痛烈に批判した。「MBL、NFL、NHL等は収入の55%を選手に配分しているが、PGA Tourは26%しか払わない。ツアーは放映権を握り、年間200億ドルの資産を運営し、放映権で毎年5000万ドル以上稼いでいる。彼らは私のショットにアクセス権を持っているが私は持っていない。ツアーは私のショットの映像を利用する会社から金を稼いでいる。(タイガー、デシャンボー等との)マッチプレイを5回やったが、毎回ツアーに100万ドル払わなければならない。私の放映権であるにもかかわらずだ。彼らの貪欲さは不愉快なんてものじゃない」。
ツアー関係者は、ミケルソンの主張する数字の根拠に首を傾げる。放映権料は6億ドルと高額だが、トーナメントのスポンサーには放映枠を購入するように義務付け、TV局に配慮をしているから得られている収入である。これはPGA Tourが非営利法人として認可され、独特のトーナメント運営方式を取っているからできるシステムだ。尚、ミケルソンは、マッチプレイで自分が100万ドル払ったと主張しているが、マッチを放映したTV局が放映権料をツアーに支払っている。これはツアーの重要なビジネスモデルである。ミケルソンが主張する配分26%の計算根拠が不明だが、PGA Tourは、世話をするが契約に関わらない選手が手にするスポンサー収入(endorsement)は概算1億ドルに上るという。
これを聞いたケプカは「自分がフィルだとしたら、貪欲と言う言葉を使ったかどうか」と暗に批判した。
TVの有名なコメンテーターであるブランデル・シャンブリーはもっと厳しく批判した。ミケルソンを「高額の報酬を得た腹話術人形」で、サウジ政府の人権への残虐行為、殺人的統治行為をスポーツで隠蔽しようとする謀略に関わっていると扱き下ろした。また、彼が主張する「放映権」を「ごまかしで、不正確で、無知だ」とし、NFL, MLB, NBAでもメディア権を持っているのはリーグであり、選手ではない。プールされた利益は、インフラ整備、ツアー関係者、選手個人への報酬、及び年金に当てられている。ミケルソンのマッチプレイに数百億ドル払うスポンサーはいない。ツアーで8億ドルの資産を形成したミケルソンが言うべき台詞ではない。もうぼろ糞である。
トップに上り詰めた者は、自分だけで成し遂げた成功ではないし、業界、後輩への責任が生じることをミケルソンはどう考えるのだろうか。家族のために金を稼ぐ、それだけだという全英オープン勝者のシェーン・ローリー、マスターズ勝者のガルシアは、サウジマネーに靡くことを釈明する。既に大金持ちの彼らの「貪欲さ」こそが問われる。
高額の出場料をオファーするサウジの「スーパーリーグ構想」に理解を示しているミケルソンは、サウジマネーがツアー機構間の競争を活発化させ、その結果賞金額の増加に結びついていることを歓迎し、返す刀で、PGA Tourの「貪欲さ」が、ツアー機構間の競争を惹起していると痛烈に批判した。「MBL、NFL、NHL等は収入の55%を選手に配分しているが、PGA Tourは26%しか払わない。ツアーは放映権を握り、年間200億ドルの資産を運営し、放映権で毎年5000万ドル以上稼いでいる。彼らは私のショットにアクセス権を持っているが私は持っていない。ツアーは私のショットの映像を利用する会社から金を稼いでいる。(タイガー、デシャンボー等との)マッチプレイを5回やったが、毎回ツアーに100万ドル払わなければならない。私の放映権であるにもかかわらずだ。彼らの貪欲さは不愉快なんてものじゃない」。
ツアー関係者は、ミケルソンの主張する数字の根拠に首を傾げる。放映権料は6億ドルと高額だが、トーナメントのスポンサーには放映枠を購入するように義務付け、TV局に配慮をしているから得られている収入である。これはPGA Tourが非営利法人として認可され、独特のトーナメント運営方式を取っているからできるシステムだ。尚、ミケルソンは、マッチプレイで自分が100万ドル払ったと主張しているが、マッチを放映したTV局が放映権料をツアーに支払っている。これはツアーの重要なビジネスモデルである。ミケルソンが主張する配分26%の計算根拠が不明だが、PGA Tourは、世話をするが契約に関わらない選手が手にするスポンサー収入(endorsement)は概算1億ドルに上るという。
これを聞いたケプカは「自分がフィルだとしたら、貪欲と言う言葉を使ったかどうか」と暗に批判した。
TVの有名なコメンテーターであるブランデル・シャンブリーはもっと厳しく批判した。ミケルソンを「高額の報酬を得た腹話術人形」で、サウジ政府の人権への残虐行為、殺人的統治行為をスポーツで隠蔽しようとする謀略に関わっていると扱き下ろした。また、彼が主張する「放映権」を「ごまかしで、不正確で、無知だ」とし、NFL, MLB, NBAでもメディア権を持っているのはリーグであり、選手ではない。プールされた利益は、インフラ整備、ツアー関係者、選手個人への報酬、及び年金に当てられている。ミケルソンのマッチプレイに数百億ドル払うスポンサーはいない。ツアーで8億ドルの資産を形成したミケルソンが言うべき台詞ではない。もうぼろ糞である。
トップに上り詰めた者は、自分だけで成し遂げた成功ではないし、業界、後輩への責任が生じることをミケルソンはどう考えるのだろうか。家族のために金を稼ぐ、それだけだという全英オープン勝者のシェーン・ローリー、マスターズ勝者のガルシアは、サウジマネーに靡くことを釈明する。既に大金持ちの彼らの「貪欲さ」こそが問われる。
この記事へのコメント